前回は商品コンセプトとストーリーについてお話ししました。
今回はバーチャルフライヤー(Virtual flier)について紹介をします。
フライヤーとは広告チラシのことです。製品によってはバーチャルカタログという方が適切かもしれません。
製品設計に取り組む前なので実際の商品はありませんが、架空の広告チラシやカタログを作ってみましょう、というお話しです。表現方法が多様化して自由度が高いWebページではなく、紙面の広告チラシやカタログを想定して簡単に作ってみることをお勧めしています。競合他社製品があれば販促資料を比較参照しながら、想定顧客に自社製品の優位性をアピールしてみてください。
バーチャルフライヤーを作る目的は主に二つ。
一つ目は商品コンセプトを洗練させるということです。
従来市場に存在している製品や競合他社の製品と比較をしたら、商品コンセプトが急に陳腐になってしまう、ということが起こります。その場合は他の製品と比較をしても当初のアイデアの魅力が発揮できるよう商品コンセプトの見直しを行なってください。
商品コンセプト、商品やブランドのストーリー、バーチャルフライヤーの3点を並べて、一貫性という点もチェックが必要です。微妙なずれ、一貫性のなさ、違和感というのは第三者から気づかれ易いです。言葉の上下関係、因果関係などを確認してみてください。必要があれば修正をして、アイデアがより正しく表現できるようにします。
バーチャルフライヤー制作の二つ目の目的は次回にお話しします。
ASPICIOでは商品コンセプトやバーチャルフライヤーの作成についてお手伝いができます。
ご興味があればホームページ内のContactからお問い合わせください。