前回は商品コンセプトについてお話しさせていただきました。今回もアイデアの『言語化』の具体例について紹介していきます。
今回はストーリーについて、です。
日本でストーリーという単語がビジネスの世界で使われるようになったのは2010年に楠木建先生が「ストーリーとしての競争戦略」を出版してからではないかと思います。現在では多くの企業がブランドや製品、サービスの生い立ちや理念を多くの人に共感してもらうためにストーリーを作成し、ホームページなどで見かけるようになりました。
商品コンセプトを作ってみると、いつの間にか文章のボリュームが増えてボヤけた書き方になってしまいませんか?短くシンプルで分かりやすいコンセプトを書くことは簡単ではありません。そういう壁にぶつかったときにはアイデアに対する思いや強く実現したいと思っていることなどを物語として書いてみることをお勧めします。ストーリーを描くためには物事の前提条件や因果関係、感情の変化に注目してみるといいでしょう。ストーリーを書いた後に商品コンセプトの表現を見直すと、表現方法や言葉が洗練されて分かりやすいものになっていきます。
ASPICIOでは商品コンセプトやストーリーの作成についてお手伝いができます。
ご興味があればホームページ内のContactからお問い合わせください。